‘備えあれば憂いなし’ 事前準備で迎える冬

今年も早10月、2023年も残すところ2カ月となりました。

そろそろ‘アレ’の季節がやってきますね~、鍋?クリスマス?お正月?
いえ、違います、人によっては楽しみかもしれない‘アレ’です。

…………そう、雪の季節がね。

ウィンタースポーツをする方には楽しみな季節でしょう、
しかし現場で作業を行う我々にとっては事情が変わってきます。

【チェーン規制 改定】

弊社の所在地である石川県金沢市は雪が降ります。

北陸の中でも金沢市は降雪量が比較的少ない地域ですが、
県内でも現場によっては山間地等、降雪量の多い所もあります。

また、降雪量の比較的多い隣県の福井県や富山県に
点検作業や工事に行く事も多々あり、
隣県に行く際は主に北陸自動車道を利用し現場まで移動しています。

特にこの両県との県境は平野部に比べ降雪量が多く、
降雪の状況によっては‘チェーン規制’が発令される事があります。

さて、若干話はそれますが、記憶に新しい平成30年1月~2月にかけての
北陸地方で記録的な大雪となり、北陸豪雪とも呼ばれている程の異例の降雪量となりました。

特に先に挙げた石川県~福井県の県境は豪雪に見舞われ、
北陸自動車道、国道8号線等で多くの車が立ち往生し、
文字通り北陸の物流の大動脈がストップしたのでした。


《平成30年豪雪の際 福井県某所の様子、訳あって屋根上から撮影》

この事から平成30年よりチェーン規制に関連する改定があり、大まかに内容として

‘大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪時、
国道や高速道路、勾配の大きい峠部等、
過去に大規模な立ち往生や通行止めが発生した区間では、
冬用タイヤ装着車を含む全ての車両にタイヤチェーン装着を義務付ける’

というものです。

この‘過去に大規模な立ち往生や通行止めが発生した区間’に含まれる弊社の所在地近隣として
【国道8号線 石川県境~福井県坂井市】、【北陸自動車道 加賀IC~丸岡IC】等があり、
福井方面に作業に行く際、主に使うルートです。

冬でも作業は当然ありますし、北陸は冬に雷が非常に多く、
落雷により装置が故障した等の緊急対応の際は早急な対応が求められる場合もあります。

【冬を万全の状態で迎えるために】

弊社では作業車全てにスタッドレスタイヤの装着は勿論ですが、
雪に強い4輪駆動車としています。

(過信は絶対に禁物ですが…)

《雪上その他悪路に強いクルマ(右)と、雪にはあまり強くはないけどすごく楽しいクルマ(左)の例
2台とも日本が世界に誇る名車である(筆者の主観)》

また、先ほど挙げたチェーン規制に対応するため、冬季は各作業車にチェーンを常備しています。
しかし、チェーンがあっても装着できなければ意味がありません。

降雪量が多い地域といえども、チェーンを一度も装着せずに終えるシーズンもあり、
あまりチェーン装着に慣れていません。
そして、装着が必要な状況を予想すると早朝、夕方で暗い事や吹雪等の悪天候下である事が予想されます。

そのような作業し辛い状況で、慣れないチェーンをスムーズ且つ間違いの無いなく装着できる様、
冬が来る前にチェーンの装着の仕方を練習し、実際に使用する場面に備えています。

冬季も万全の体制で作業が行える様に、現場作業と直接の係りが無いような事ですが、
このような準備、練習も行っています。

どのような作業にも通じる事ですが、十分に準備し実際の場面に備える。

諸先輩方々は‘段取り八割’と言っていましたが、
‘仕事は準備段階で八割は終わっている’という意味で、
準備をしっかりして置けばスムーズに仕事は進み、
不測の事態が起きても慌てる事はなく、無事に仕事を終えられる。

普段の作業も‘段取り八割’の言葉を胸に、事前準備をしっかりと行い、
事故の無いよう、安全確実に日々の業務を行っています。

電源装置、蓄電池、非常用発電機の電気設備の整備・点検は
弊社まで、ご連絡をお待ちしております。