自家発電設備の点検方法が改正されました!

非常用発電機設備は6年で1度の負荷試験が必要。

近年、異常気象による災害が全国各地で発生しており、
BCP対策の一環として非常電源の需要が高まっております。

こうした背景もあり消防法の改定で非常用発電機設備の整備点検が厳格化されました。

消防法では、6年に1度の周期で非常用発電機容量の
30%以上の出力で負荷試験を行う必要があります。
弊社でも非常用発電機を納入や点検の際に模擬負荷試験を実施する機会が増加してきました。

この記事では当社がオススメする模擬負荷試験のメリットについて説明します。

非常用発電機の負荷試験とは、火災停電時に消防設備を正常に稼働できる能力を
有しているか確認することが目的で、
実負荷試験と模擬負荷試験の2種類の試験方法があります。

実負荷試験は、実際にお客様施設を停電状態にさせ非常用発電機が起動後、
消防設備を運転させて非常用発電機の性能評価を実施します。
一般的に低負荷運転となるため試験運転の際は燃料の不完全燃焼により
エンジン内にカーボンが付着する可能性があるため発電機本体の性能低下が発生する場合があります。

模擬負荷試験は、非常用発電機に模擬負荷試験機を接続するので、
お客様施設を停電状態にしたり消防設備を運転することなく発電機の性能評価ができます。
また負荷試験機の機種を変えることで非常用発電機に100%負荷をかけることができるため、
燃料の完全燃焼によりカーボン付着による性能低下は発生しません。

■模擬負荷試験の試験機はヒーター構造で電気エネルギーを熱エネルギーに変換する装置です。

小型の可搬型のものから、大型用の負荷試験機搭載車両まで揃っており、
発電機の大きさ(発電容量)によって試験機を選定します。

【単相用模擬負荷試験機】

【三相用模擬負荷試験機】

【6600V高圧電力用模擬負荷試験機】

■模擬負荷試験実施の様子です。

外部出力の電線を発電機から切り離し、
模擬負荷試験へ接続しこの時に発生する電流値を測定しています。

【各相 電流値測定中】

【模擬負荷試験運転中】

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■試験データはこのような形式でお客様に提出いたします。

今回は試験の結果、測定した値が一番右の欄にある管理値をすべてクリアしており、
問題なし(良)と判定しました。

【単相負荷試験データ】

当社ではお客様の設備の予防保全のため非常用発電機の点検では
模擬負荷試験をお勧めしており、各メーカーの発電機機種に対応した負荷試験が可能で
特殊電気工事士の有資格者が負荷試験を実施します。

非常用発電機の新設・更新の他、各種試験をお考えの際は東亜電機工業までお問合せください。