浄化槽用のハイブリッド電源 脱炭素化へ向けての実証試験へ パート2

昨年の12月に、浄化槽用専用のハイブリッド設備を紹介させていただきました。

今一度、下記URLを見ていただきたいと思います。↓

今回は、本設備を2022年10月~2023年2月までの間で運用してみた途中経過について、報告させていただきます。

少しおさらいですが、本ハイブリッドシステムは日中の太陽光による発電時には、
そこからインバータを介してポンプへ給電、併せて蓄電池への充電を行い、
日没後は電気を蓄えた蓄電池から放電を行い、
蓄電池残量が無くなった際には、商用電源より給電できるようなシステムとなります。

お客様の設備なので、それほどたくさんの情報は得られてませんが、
実証期間中で「日照時間が多い日」と「日照時間が少ない日」の蓄電池電圧の情報を頂くことができました。

この2パターンで思った通りの動作を行っているか、確認することにしました。

グラフの見方は下記画像を参照ください。

 まず、日照時間が多い日の蓄電池電圧の状態についてのグラフとなります。

日中電圧が上昇し、蓄電池へ充電が行われていることが分かります。
また、日照が無くなった後でも放電が継続し、
約2時間程度の蓄電池放電の後、商用給電へと切り替わっております。

一方、日照時間が少ない日の蓄電池電圧の状態については、以下のグラフとなります。

本来、日照時間があるタイミングで蓄電池へ充電が行われていないといけないのですが、
蓄電池電圧が不安定であることが分かります。

また、まだ日照時間があるタイミングでインバータ給電となっていることから、
日中うまく蓄電池へ充電されていないことが分かります。

 以上の結果より、日照時間が確保できているときは、狙い通りの動作であることが分かりましたが、
日照時間が短い場合は、充電量が足りずに、日没前に商用給電へ切り替わっていることが分かりました。

 今回の実証実験では、CO2の50%の削減を目指しております。
なので、商用給電 対 太陽光+蓄電池(インバータ給電) の使用比率を、
50% 対 50% とするのが目標です。

ただ、実際のところ円グラフより、
日照時間が多い場合の1日のインバータ給電の比率は多くても45%、
日照時間が少ない場合は30%まで減少することが、判明しました。

現状では発電量が足りておらず、
蓄電池の能力をフルで生かし切れていない?ことが考察されますので、
太陽光パネルの増設などの、対策が必要かと思います。

ただ、今回は実証試験なので、経過を観察しよう思います。

これから春へ向けて、日照時間もどんどん長くなります。
1年間を通してトータルの比率がどうなるか、、、また本ブログにて紹介させていただきます。

今後の展開に、乞うご期待!