蓄電池銘板のセルと個数の関係について解説(注意!)

直流電源装置、無停電電源装置に収納されている産業用蓄電池の
銘板(*下記例1参照)をみて疑問に思ったことはないでしょうか?

セルってどういう意味だろう?個数?と思う方もいらっしゃるのでは?

まず、セルとは単電池のことをいいます
ちなみに複数のセルを特定の配列で組み合わせた物をモジュール(組電池)と いいます

電源装置付近には以下のような蓄電池製造銘板のシール等が貼り付けされています

【銘板:例1】

上記の例1を見ると54セルと銘板に記載されています
蓄電池は制御弁式鉛蓄電池で形式がMSEX-200ですので数量は54個となります

【銘板:例2】

例1のように54個と思うのですが…ここが意外と落とし穴!!

この電池は12V電池のため電池の個数は9個(108V)として使用しています
MSE-50-12の12は電圧を表します。

つまり蓄電池の種類によっては

個数=セルではないという事です!

そこで一般的に使用されてる産業用鉛蓄電池と
アルカリ蓄電池のセルについてご説明しますと

産業用鉛蓄電池の場合は2V=1セルと考えます

・2V電池・・・1セル (54セルの場合:54個)
・4V電池・・・2セル (54セルの場合:27個)
・6V電池・・・3セル (54セルの場合:18個)
・12V電池・・・6セル (54セルの場合:9個)
 つまり上記銘板の電圧:108Vとなる

産業用アルカリ蓄電池の場合は1.2V=1セルと考えます

・1.2V電池・・・1セル(86セルの場合:86個)      

特に、ご注意いただきたいのは、銘板の表記としては
『HS-100E*12セル』と記載があるが、実は6Vの電池4個だったという
自家発電機始動用(6V、12V、24V)での用途の場合に間違えることがございます

もし、不明点、質問等御座いましたら東亜電機工業(株)へお問合せ下さい!

*銘板が現地に見当たらない場合は、後日現地への訪問確認の対応致します。
*銘板をカメラ・携帯等で撮影頂き、データを送付頂ければご確認致します。