電源装置の雷サージ対策として避雷器の取付を推奨致します

≪雷被害は多発しています≫

雷で機器が破損するケースが近年多くなっていると感じております。
直流電源装置は無線中継局などに多く納入されており、そこでの落雷破損の報告が上がっています。

雷は雲の中の溜まった静電気が放電して、地面に落ちる場合があります。
雷の電圧は数千~1億V、電流は1000~20万A、温度は約3万℃と言われております。
このエネルギーは、機器を一瞬で破壊します。

このような落雷にあった一例を紹介致します、
場所は無線中継局で直流電源装置の故障調査で発覚したケースです。

直流電源装置は正常運転していたため、
問題はありせんでしたが周囲の機器に溶接のような痕跡(下記写真参照)を発見しました。
(ちなみにアーク溶接は5~1000A、電圧は8~40V) 

「こんなところに溶接するはずがない」と異変を感じました。そして盤内を確認すると・・・

何か破片が飛び散っています(下記写真参照)

パネルを外すと避雷器がぶっ飛んでいました (下記写真参照)

その電気機器は耐雷トランス盤でした、
警報が出ていない状態で発見が遅れたことも残念ですが、
盤内は通電状態であったため、非常に危険な状態であり、
元請業者は関係者へ連絡して即対応をするに事になりました。

最初に溶接のような痕跡に違和感がもてたことが発見に繋がり、感謝されました。
電源装置の点検に於いても、異変や異臭、外観など念入りに点検するようにしたいと強く感じました。

≪直流電源装置の雷サージ対策≫

続いては、直流電源装置の雷サージ対策についてですが、
避雷器を組込むことがオプションで可能になります。一例をご紹介致します。

取付ける場所は交流入力の一次側よりMCCBを介して避雷器が取付られます。
仕様打合せにより、直流回路に付けるケースもあります。
避雷器(VRSO)LT-332Z 音羽電機工業製を組込むケースが多いです。
こちらの避雷器は表示付きのため、異変に気付きやすい商品かと思います。
しかしながら、必ずこの避雷器が落雷をキャッチするとは限らないところが雷の破壊力になります。
アースからの侵入するケースなど、予測不能であるのも確かです。
しかし、対策することにより被害の可能性を低くすることが出来ます、
オプション追加を選定して頂きたいと思います。

下図は直流電源装置の避雷器が追加された単相結線図に例になります。

≪電源装置の守護神≫

是非、避雷器を設置して雷サージ対策をして頂き、電源装置の守護神になることを期待したいと思います。

≪最後に≫

GSユアサ・東亜電機工業㈱はバッテリーだけではなく、
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